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カテゴリー「書籍・雑誌」の61件の記事

2014年6月 5日 (木)

花を運ぶ妹

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私が好きな小説の中に池澤夏樹氏の『花を運ぶ妹』という作品がある。この作品が出版されたのはもう14年も前のことなのだが、多分今とてもタイムリーな内容と言えるかもしれない。

バリで麻薬を覚え、その罠にはまって逮捕された兄を助けるために妹が奔走する話なのだが、この話を書いた理由として池澤氏が麻薬に溺れている人が多いので、麻薬の恐ろしさを知って欲しかったと当時語っていたのを覚えている。

画家の哲郎はタイで出会ったドイツ人女性のインゲボルグからヘロインの哲学的効果についての話を聞かされ、躊躇しながらも試し、そのままはまってしまう。しかし一方で禁断症状からの地獄の解脱方法も身につけ、その反復を繰り返している矢先にヘロイン大量保持の嫌疑がかけられ、逮捕されてしまう。確かに少量のヘロインは所持していたが、それは大きな罪にはならないと高をくくっていた。しかし、大量保持疑惑は明らかに罠だった。その嫌疑が晴らせないまま、死刑にされるかもしれないという状況の中、妹のカヲルが哲郎の嫌疑を晴らすべく、色々な人の助けを得ながら、バリを必死に大奔走する。

興味を持った方はお読みになられるのが一番いいと思う。

私はこの作品を読んだ時からこの小説は映像化に向いている作品だと思っていて、しかも配役まで考えていたくらいであるcoldsweats01。(当時はまだ内野さんのファンで、かつ内野さんも痩せていたので、哲郎が内野さん、カヲルが常盤貴子さんのイメージだった。今なら哲郎が長谷川博己さん、カヲルが綾瀬はるかさん(哲郎はともかく、カヲルは綾瀬さん!)かな?)こういう話こそ映像化されるべきなのに、そしてみんな学習するべきなのに・・・と当時も思ったが、今もまた思っている。

と、今日のNHKの「クローズアップ現代」を見ていて、また思った。

2013年3月17日 (日)

今時の辞典事情・・・

昨日、どうしてもわからないフランス語表現があったので、それを調べるのと、さすがにもう恐ろしくボロボロになっている英和中辞典を買い替えようかと思い、ジュンク堂の辞典売り場に物色しに行った。仏和辞典は色々揃っていたけれども(いやこれは今持っているので十分だから買い替える必要はないのだが)、英和辞典コーナーに行ってびっくり・・・coldsweats02中辞典がないのであるsweat01。しかもかつては出版社がしのぎを削っていた英和辞典がもうごくごく限られたものだけの販売になっていたのである。つまり研究社の辞書と大修館のジーニアスだけ。

これってもしかして世の中電子辞書時代だから?と思っていたら、友人がツイートしてくれて、確かにそうらしい。印刷された辞書は電子辞書を忘れた時の備品みたいな扱いなそうな。

確かに電子辞書、軽いし、1つに英和・和英だけでなく、国語や漢和と色々なソフトが入っているとはいえ、私が前にヨドバシでチェックした時には2万円以上もしたのである!印刷された辞書を買いそろえたところで、2万円は超えないだろう。と思うと今時の学生の親は物入りだなあと感じずにはおれなかった。

私は何かとアナログ派だから印刷された辞書が好きっていうのもあるけど、電子辞書って壊れちゃったり、電池が切れたら使えなかったりするから、どうなのよ?って感じもするんだけどな。友人は「電子辞書なんて買いたくないから、スマホで済ませちゃダメかな?」って言っていたけど、確かに親ならそう思うよねえ・・・

という訳で、中辞典の新規購入はお流れになったのでした。しかも研究社の中辞典見たけど、今イチだったし・・・私が持っているやつのほうがよほどいいって感じがした。持ち運びの際に恥ずかしいけど、もうぼろぼろなままで使い続けますcoldsweats01

2012年10月18日 (木)

ついに『ジャン・クリストフ』を読了\(≧∇≦)/!!

本日、この数ケ月の懸案となっていた『ジャン・クリストフ』をついに読了いたしました~っhappy02

ああ、もう何て長かったことでしょう・・・・sweat01

私はどうしても主人公のクリストフが好きになれず、結局最後まで好きになれませんでした。そもそもこの小説を読むことになったのは私はどうもキャラ立っている登場人物が出てくる小説に琴線触れる傾向があると言ったので、「じゃあ、これ!」といって友人が貸してくれたのでした。確かにクリストフはキャラ立ってはいるんだけど、好感の持てるキャラ立ち方じゃなかったので、どうにもこうにも彼が好きになれず、彼が出てこない場面だと面白く読めるかも~って思っていたくらいでしたcoldsweats01

それにしても全くエンジンがかからなくて、一時はこの小説の読了は不可能ではないかと思われていたのになぜこんな一気に読了にこぎつけたのか?それはある目的があったからなのです。それをするためには積み残しをそのままにしておくわけにはいかないと感じて、一気呵成に読み始めた次第です。スイッチ入ると案外読めちゃうんですよねcoldsweats01。それに私が好感を持った人物が色々現れて、クリストフによい影響を与え、少なからずとも彼が落ち着いてきたということもさくさく読書が進んだ要因の1つではないかと思われます。

そう、『ジャン・クリストフ』にはかわいそうな女性が何人か出てくるのです。ろうそくの灯が消えるようにみんな不幸に人生を終えていきます。でも彼女らはそれをもはや不幸とも思わない状態にあったのですが・・・weepクリストフの最愛の親友であるオリヴィエはクリストフのことを心配しながらこの世を去って行ってのだけれども・・・weep

クリストフの嫌なところは彼に温情を与えてくれた人たちに対してとても不義理だということで、そこが気に入らなかったし、彼を好きになれなかった最大の要因かと思います。ゴットフリート伯父や老シュルツのような存在に対してその死にも彼は彼らが彼に与えたような愛情のような思いを持たなかった。それは彼がその時若かったからということもあったかもしれないけれども、あまりにも自己中心的で、自分の責務さえも放棄しかけたりした時期もあったのはもう許しがたいという感じでした。彼の若かりし頃の恋愛のばかばかしさはいうまでもなく、この点についてこの本を貸してくれた友人に語ったら「え~っ、ダルタニャンだってバカみたいだったじゃない!」と言い返されたのですが、ダルタニャンの真面目な恋愛はコンスタンスくらいで、途中ミレディによろめいても、マドレーヌは都合のいい女だったし、基本恋愛体質じゃないんですね。そして彼は何よりも任務至上主義なので、どんなにそれが承服しがたい任務であっても銃士隊でいる限りは従っていた。つまり職務放棄は彼にはあり得なかったのです。そこがダルタニャンのかっこいいところなのです。クリストフは色恋沙汰で、ただでさえ困窮している家計を更に傾かせたり、糊口をしのぐための仕事でさえも文句を言って我慢をしないようなところに腹が立ったんです。「クリストフは天才型だから」と友人は言いましたが、私にはあんまりそれは感じなかったです。確かに破天荒な人物ではあったと思いますが、天才っていうのとはちょっと違うって感じです。

結論としては「好感が持てるキャラ立った登場人物が出てくる小説でないとダメ!」ってことでしたcoldsweats01

この小説を読み進めることが出来なかったら、ドストエススキーの『白痴』を読むとこの友人に宣言していたのですが、『カラマーゾフの兄弟』さえも4年越しで読了にこぎつけたことを思うと、いくらクリストフが嫌いでも途中で投げ出すのはとても気持ちが悪かったのでした。一応私の中では借りた本はどんなに嫌でも読んで返すことを主義としていたので。

また、この大長編を読了すれば今後の自分の困難を乗り越えられるだろう、読了できなかったら、それはできないって思い、とにかく時間がかかっても読み進めて行こうとは思っていました。なので、無事読了できて、本当にうれしく思っていますhappy02。やっぱり困難に打ち勝つ力がまた自分に残っていたんだ!って思えましたhappy01

しかし、こんなに早く、しかも一気呵成に読了までこぎつけたのはどうしてか?上述したある目的とは何か?

実は先日この友人からCSで放映されたという「サンフェリーチェ/運命の愛」というタヴィアーニ兄弟の映画を見たのです。原作は『La San Felice』という日本では未翻訳のデュマ作品で、この映画が原作に忠実に作られていたかどうかはわかりませんが、あらすじを見た限りでは忠実に作られていたのかな?って感じではありました。デュマらしい要素が盛り込まれた作品でした。

で、何となくこの作品の英訳本があったりするのかな?と思ったのです。で、Amazon検索したところ実際あったのですが、それよりなにより『シャルニー伯爵夫人』の英訳版があることがわかったのです!!現在『ジョゼフ・バルサモ』の翻訳を完了されて、推敲にあたられている東様がたとえこの先引き続き『或医者の回想』を翻訳し続けてくださったとしても、次に来るのは『アンジュ・ピトゥ』であり、『シャルニー伯爵夫人』はその後になります。多分どんなに早くても『シャルニー伯爵夫人』の読了までにこぎつけるには10年はかかると思うのです。それならもう自分で英訳版を読んでみようか?という気になったのです!ものすごく無謀極まりない計画ですcoldsweats01。なぜなら私の英語力はたががしれているからです(謙遜ではなく事実)。英和辞典片手に読み進めていくことはものすごく時間のかかることとは思いますが、それさえもチャレンジしてみようと思わせた恐るべしデュマ愛といえると思いますcoldsweats01。どこまで行けるのか正直分からないのですが、とりあえず行けるところまで行ってみようじゃないの!というのが今の心境です。

そう、まさに『ジャン・クリストフ』を読了にこぎつけたのはデュマ作品を読むという目的のため、デュマ愛のなせる業だったのですcoldsweats01。もう『ジャン・クリストフ』を貸してくれた友人も相当呆れていました。もちろん私も自分に呆れていますcoldsweats01。情熱って恐ろしい・・・ってcoldsweats01

ところが『シャルニー伯爵夫人』の英訳版は色々ページ数が異なるものが存在して、どれが完全翻訳版なのかがわからない状態で、今それを問い合わせていて、回答を待っている状態です。回答が着次第購入となりますが、洋書だけあって到着は更にその2週間後っくらいになるので、当分着手どころじゃないんですけどね・・・coldsweats01。その間に友人に『白痴』を読めって言われるんじゃないかと内心冷や冷やしています・・・coldsweats01

この大長編の『ジャン・クリストフ』を読了して、私の長編小説読書記録が変わるのか?と思っていたら、1・2位は不動のままでした!

第1位:『ダルタニャン物語』(6000ページ超え)

第2位:『モンテ・クリスト伯』(2400ページ超え)

第3位:『ジャン・クリストフ』(2100ページ超え)

第4位:『カラマーゾフの兄弟』(1900ページ超え)

第5位:『アンナ・カレーニナ』(1700ページ弱)

そう、『ジャン・クリストフ』、意外にも『モンテ・クリスト伯』より短かったんですcoldsweats02!こんなに苦労して読んだのに!!『モンテ・クリスト伯』は全く長さを感じさせない面白さで、一気読みだったから、そんなに長いって気がしていなかったんですけど、実際は『モンテ・クリスト伯』の方が上でした。もう不動の1・2位はデュマ作品というのが私らしいでしょうcoldsweats01

はあ~っ、すっきりした~!!

【追記】そういえば『ジャン・クリストフ』を読んでいる最中に気になったことが2つあって、お借りした本は川端康成と三島由紀夫が監修者に名前を連ねている大昔の世界文学全集なのですが、「ぜんぜん~だ」という表現が散見されたのです。通常「ぜんぜん」がついたら否定形になるのが正しい文章と考えられていると思うのですが、今時の口語表現としては「ぜんぜん~だ」という否定形にならない文章が大いに存在していると思うんですね。なのにこんな大昔の翻訳に「ぜんぜん~だ」はありなんだcoldsweats02?って思って、驚きました。つまり今時の表現は別段間違っているわけではないってこと?

それとオリヴィエのセリフだったかに「地震が来たって」っていう表現があり、「えっ、フランスって地震がない国なんじゃないの?」って思ったんです。つまり地震とはどういうものかわかっていないはずなのに地震って表現を使うんだ?ってこれもちょっと驚きましたcoldsweats02

2012年9月 1日 (土)

『ジョゼフ・バルサモ』読了!!

毎週土曜日更新のアレクサンドル・デュマ作『ジョゼフ・バルサモ』が本日掲載分をもって翻訳者の東様による翻訳が完了し、私も読了と相成りましたhappy02!!

デュマにはまって、デュマ本読みまくって、『王妃の首飾り』を読み終えた後に前作となる『ジョゼフ・バルサモ』が読みたいなあ・・・と思っていた時に、神様が私のデュマ愛をお察しくださったのか東様の存在を知ったのでした!!しかも連載も終盤戦に来ていたので、一気に読むことができ、続きを待っている期間も短かったのもタイミングが良かったと言えます。

いや~っ、本当に東様の住所知っていたら、もう花束tulip贈りたい気分ですhappy02

祝・翻訳完了~♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
おめでとうございま~す.。*・.。ヽ(^▽^)人(^▽^)ノ。.・*。.

本当に東様がおられなかったら、こんなに面白い作品を読むことができなかったので、東様にはひたすら感謝感謝です!!できたら、この後もデュマ作品を翻訳していただきたい~と切望しております。そして実は『アンジュ・ピトゥ』よりも『シャルニー伯爵夫人』を早く読みたい私なのでしたcoldsweats01。これも日本では未翻訳なので、東様が翻訳されない限りは読めないでしょうね。「ああ、私、本当にフランス語ができたらよかった・・・」って今回くらい思ったことなかったな。大学で習った基礎レベルではとても読めるとは思えない・・・sweat02

それにしても、やっぱりジルベールの奴、最後まで憎々しい奴でしたannoy。何ていうのか、自意識過剰な勘違いのストーカーで、逆恨みで逆切れする最低最悪の男annoy!!本当にアンドレ、犠牲者だったよ・・・こんなバカ男に一方的に好かれちゃったがためにあんな目に遭ってしまって・・・本当にジルベール、救いのない最悪男だった・・・最後の最後までムカついたよ!!

これでやっと友人に『ジョゼフ・バルサモ』印刷ファイルと『王妃の首飾り』を貸し出せます!

東様、本当にお疲れ様でした~!!毎週楽しませていただき、ありがとうございました~!!.。*・.。ヽ(^▽^)人(^▽^)ノ。.・*。.

土曜日の楽しみがなくなり、ちょっと悲しい私でもありますcoldsweats01

あっ、結局「或医者」が誰かはわかりませんでした。重要な人物で医者はルネ医師とマラーの二人でしたが、『シャルニー伯爵夫人』がいつあたりの革命時代の話なのかわからないけど、マラーはフランス革命の際に殺されてしまうから回想をできるような人ではないと思われるし、東様の示唆から察するとルソーも考えられるけど、彼はフランス革命にはもう死んでいるので、対象外。となるとルネ医師かド・ジュシュー氏??って感じなのですが、どうなのかなあ?『王妃の首飾り』にはそれらしき人が出てこなかったように思うけど、もう忘れているだけかしら?ちょっとざざっと見直してみようかな?

2012年8月30日 (木)

またもや最終手段に出た!

今日は最高気温33℃、最低気温26℃という嫌になる天気予報・・・とりあえず今のところはそこまで死ぬほど暑くなっていないかな?(いや十分暑いんだけどさ。)

さて、私の傾向として一度はまるととことん追い求めてしまうところがあり、だからこそ本とか漫画とかが異様に増殖しています。先月もあまりの続きの読みたさに掲載誌のバックナンバー入手という最終手段に出た漫画がありましたが、またしても今度はつい先日出たばかりの小説の続きが読みたくって、今絶版になっている前出版社で刊行された本を入手して、続きを読んでしまいました・・・coldsweats01。えへっ、だってものすごく気になったんだもん・・・coldsweats01。気になるともういてもたってもいられなくなるタイプなんです・・・coldsweats01。ある程度のお金で解決するならもう糸目つけないところがあるというのか・・・だからお金がたまらないんですけど・・・

続きを読むといっても新しく刊行した出版社の文庫本化にあたって加筆・修正された部分があるので、全く同じものになる訳ではないのはわかっていたのですが、とりあえず大筋は変わらんだろうってことで、getしました。自分の中では完結したので、ちょっと一安心と言うか、これで新しく文庫化される4巻を心穏やかに待てるというか・・・coldsweats01(←う~ん、ここが一番重要な気がする。昨日までの状態だともういてもたってもいられなくって、精神衛生上悪かったっていうか・・・)

とりあえず私はまだ今回刊行された3巻の続きに当たる部分しか読んでいないのですが、どこがどう変わったのかをこれから読んでみようと思います。ちょっとだけ、先日購入した新刊の3巻に当たる部分を見たら、「あっ、ここ違っている。」って気が付いたところもありました。単行本から文庫化されるにあたって改稿が著しい作家と言えば高村薫ですが、だから高村薫ファンは単行本も文庫本も両方読まなきゃならないみたいです。(文庫本はある意味別作品と思わなきゃならないみたいです。)私の友人はよく「単行本の方がよかった」と言っていますが、そのあたりは読者の好みに左右されるようです。ちなみに私は合田刑事シリーズなら加納検事との仲が濃厚になる文庫の方しか読みませんcoldsweats01

2012年8月26日 (日)

『スカラムーシュ』やっと読了

今日はいつもよりちょっと涼しいように思えるのと、昨日ちょっと読書スイッチが入ったことで、積読中だった『スカラムーシュ』をようやく読了することができました~coldsweats01

いや~っ、もうどれだけかかった?って感じ。読書に暑さは禁物~って実感sweat01。ここ1ケ月猛暑が続いてから読書スイッチすっかりOFFになってしまったんだもの・・・sweat01500ページ何てちょろいと思って、友人からその次に読むための『ジャン・クリストフ』まで借りてきていたのに・・・sweat02いやはや・・・まあ無事読了できてよかったですcoldsweats01

話はまあまあかな?ちょっと結末が読めちゃったところがデュマほどの面白さはなかったかな?そう思うとますます本当にデュマの筆力ってすごいなあって思います・・・

これでやっと『ジャン・クリストフ』に着手できるぞ!!でもまだ暑いし、あまりにも長い話なので、本格着手できるのはもっと涼しくなってからだと思います。

2012年8月25日 (土)

ああっ、もうっ、早く続きが読みたい~っ!!p(≧ε≦q)

昨日は『女王の花』の6巻、今日は某小説の3巻の発売日で、もうヤマトのトラックが来るのを今か今かと待っていました。

『女王の花』の6巻は全部立ち読み出来ていた話でしたcoldsweats01。でも青徹、泣かせましたcrying。6巻の続きの話は9/13発売のベツコミで読めるので、薄星がどうなるかを確認せねば。(もちろん助かるとは思うけどね。)

そして、今日は例の(?)小説の3巻(私にしては珍しく生まれて初めてのラノベ。流行作家などを毛嫌いしている通常の私からは考えられません。)が届きましたhappy02!実は連日の猛暑でもう読書欲が萎えちゃって、この1ケ月全然読書できていない状態だったんですが、もうそんな積読中の本を差し置いて、即読、瞬読coldsweats01!!そして3巻が中途半端な状態で終わっていたことに気付き、「何じゃ~っ、こりゃあ~っannoy!!4巻、いつでるんじゃあ~annoy??」と怒りに打ち震えながら出版社のHPを見るも来月の刊行予定に記載はなく、一体いつ4巻が発売になるのかわからん状態・・・sweat02確かに2巻が刊行されてからこの3巻が刊行されるまでもかなり間が空いていたのだけれど、2巻に収められていた話は一応区切りがよかったので、間が空いてもさほど問題ではなかったのだけれども、今回の3巻は4巻に当たる部分の途中までが収録されている状態なので、まさに宙ぶらりんな状態にさせられてしまったcoldsweats02!!

そもそもこの話、初出は他の出版社だったのに他の版元に版権が移ったようで、再出版という形になっていた。つまり話としてはもう出来上がっている状態なのだから、一気に刊行したって別に問題ないのである。しかも今回こんな中途半端な終わり方にして、来月刊行予定にもしないとは・・・annoyとはらわた煮えくり返っています・・・

早く4巻読みたいんですけど~っ!!

そして『ジョゼフ・バルサモ』も残すところあと2回になりました。アンドレは修道院に入り、フィリップはアメリカ行きの船に乗り込みました。アンドレ、本当に修道院とご縁がある人だったのねえ・・・船上でフィリップとジルベールがあやうくニアニス。二人の戦いは多分来週。またジルベールの奴、憎々しい自己陶酔のセリフをほざいて死ぬのではないかと思い、ますます憎々しく思えてくるのでした。

【追記】今ちょっと調べてみたら、今日届いた小説について、何と大幅改稿がなされていたことが判明しました!だから刊行に時間がかかっているみたい。でもこの中途半端に投げ出された感は気持ち悪いので、早く救出してください!!4巻読ませて!!そしてどんな表紙になるのかもちょっと楽しみheart04(すでに主要人物の3人は表紙を飾ってしまったので。)

2012年7月28日 (土)

何という本!!(゚ロ゚屮)屮

今日もうだるくらいに暑い一日でした・・・sweat02

お昼に友人とランチをして、借りていた高村薫の『李歐』を返却し(この本、友人からは絶対に薦めないと言われていた本なのですが、本に関する掲示板にやたらとこの作品が紹介されるので、どれだけ面白いのか読んでみたいと思って借りたところ、友人の言う通り全く面白くなくって、この本を面白いと紹介してくる奴の気が知れんannoy!!と思ってしまいました。)、『ジャン・クリストフ』を借りてきました。

『ジャン・クリストフ』を読むことになったのは、私がキャラ立った登場人物が出ている作品に琴線が触れる傾向があると話したところ、友人が「じゃあ、『ジャン・クリストフ』お薦め!」と言ってきたので、読んでみようかなと借りることになりました。『ジャン・クリストフ』が長編小説であることはわかっていました。しかし、先日本屋で岩波文庫で5巻まで並んでいたのを見て、「うっ、こんなに長かったのか・・・sweat02しくった・・・sweat02」と思ってしまいました。

という訳で、長いということについて心の準備はあったのですが、今日友人から手渡された本を目にして絶句をしました・・・sweat02そもそも友人が貸してくれることになっていた『ジャン・クリストフ』は友人の実家にあった大昔の世界文学全集版でした。なので、2段組で分厚いのが1冊、あるいは通常組で上下巻くらいのものを想定していたら、あにはからんや、友人が持ってきた本はものすご~く字が小さい700ページ×3冊という分量のものだったのでした・・・shock長いとは思っていたけど、まさかここまで長かったとは・・・かなり面喰ってしまいました。でも友人曰く「私が押し貸ししたんじゃないからね!マトちゃんが読みたいって言ったんだからね!」と念を押される状態・・・sweat02「はい、はい、私の自己責任ですよ!!でも読了するのに3ケ月くらいはかかると思って!!sweat01」って言ってきました。本当に読了までこぎつけるのか?友人に「もしかして『ダルタニャン物語』と同じくらい長いかもよ?」と言われた時に顔面蒼白になり、「ない!ない!それはないよ~!!sweat01『ダルタニャン物語』は6000ページだし!!sweat01」と自分の読書欲が萎えないように言い聞かせました。『ダルタニャン物語』はダルタニャンloveheart01で読み切った!って感じですが、いや~、ダルタニャンのように愛は感じられないと思うんで、比較されるとひるんじゃう・・・coldsweats01

そして、この友人から貸し出された本、何がすごいって、監修者の名前に川端康成、三島由紀夫などが名を連ねているんです。こんなVIPが監修者な本ってありですかcoldsweats02??って感じです。

翻訳者は豊島与志雄氏だったのですが、「う~ん、この名前聞き覚えありだな。何か他の翻訳もしていたんじゃないかな?」って話をしていたのですが、家に帰ってきて『レ・ミゼラブル』だということがわかったのですが、いやそれより何よりこの名前が私の頭の中にインプットされていたのはそういうことではなく、この人が芥川の仲間だったからだったことにも気づきました。書簡とかそういうのに出てきていた名前だったから、記憶にあったんだな~って思いました。そう、つまり芥川世代の人で、だから川端康成や三島由紀夫が監修していてもおかしくないって作品だったのでした・・・

とりあえず、今別な作品に着手しようとしているところなので、それが終わったら『ジャン・クリストフ』に入る予定です。まあ面白いといいんだけどなあ・・・

2012年7月18日 (水)

『二人のガスコン』読了

外出中読み進めていた本は佐藤賢一の『二人のガスコン』。本日読了しました。この本は何とあのダルタニャンとシラノ・ド・ベルジュラックを主人公としたお話だと聞いたので、どんな話かと思って読んでみました。

そもそもダルタニャンもシラノも実在した人物で、彼らをモデルに『ダルタニャン物語』や『シラノ・ド・ベルジュラック』が書かれていて、佐藤賢一のこの作品はその実在の人物を主人公に仕立てたというような作りになっていました。色々なレビューを読むとあんまりいい評価ではなかったので、もちろんデュマのダルタニャンとは別物ってくらいの気持ちで読まないとと思っていたのですが、そんなにかけ離れたイメージは持ちませんでした。シラノの方は『シラノ・ド・ベルジュラック』自体を読んだことがないので(話のあらすじしか知らない)、この作品におけるシラノの書かれ方がどうなのかはよくわからないのですが・・・ただ、あるレビューに佐藤賢一はこの話を書くために小説家になったと書かれていて、「ええっcoldsweats02?」とかなり驚いたのですが、『ダルタニャンの生涯-史実の三銃士』という話を書いているくらいの人なので、ダルタニャンに対する愛は深かったと推察されます。ダルタニャンを主人公に二次創作して見たくなる気持ちもわからなくもない?ってところでしょうか?

「この話を読んでみようと思うんだけど・・・」という話を読書家の友人にしたところ、友人の方が先にこの話を読んでしまいました。そこで、「裏表紙にネタバレがあるから注意しろ!」と注意喚起をされていたので、最後までネタバレせずに読めたのですが、読んでいてすぐに思ったのはやっぱりダルタニャンの描かれ方に愛を感じたということでした。それを友人に話したら、「え~っ、私は全く感じなかったなあ・・・マトちゃんもダルタニャンloveだからねえ・・・coldsweats01」と苦笑されました。今やもし私が何らかのペットを飼うことになったら(そんなことはありえないのですが。なぜなら私は昔から生き物を飼うのが嫌いなのです。)、絶対に「ダルタニャン」と名付ける!!とまで思っているほどなのです。だから、佐藤賢一のダルタニャンloveも感じ取れたのかもしれません・・・coldsweats01

また、この話は『三銃士』を読んだだけの読者には向かない作品ともいえます。そう、『ダルタニャン物語』全11巻を読破した人でないと微妙でしょうね。『三銃士』の後に続く『二十年後』はやさぐれているダルタニャンのお話からスタートするのですが、そのあたりのやさぐれ具合を知っていないと、違和感が否めないと思うのです。ついでに言うとデュマの方はずっと銃士隊のままのダルタニャンですが、この『二人のガスコン』のダルタニャンは銃士隊を解散させられていて、マザランの密偵に成り下がっている状態なので、ますます「えっ??」って違和感を持ってしまうと思うのです。『ダルタニャン物語』のファンにはそのあたりが受けないかも・・・とも思います。まあ全く別物の二次創作と思えば、普通に読めますし、まあ普通に面白いかと・・・もちろんデュマのような面白さは期待できません。あの面白さとは比べ物にもならないことはお断りしておきます。

この作品は先に友人が読んだと書きましたが、実は友人が読書中にこんなメールを送ってきました。

「マトちゃんが好きな「気になるりんご」ってお菓子を作っている会社ってラグノオっていうじゃない?実はこの話にもシラノにいつも食べ物を振る舞っているラグノオってお菓子屋が出てくるのよ。ラグノオって名前、ここから来ているのかしら?」

それですぐさまラグノオのHPを検索してみましたが、社名の由来は記載されていませんでした。ただ、会社概要のところに子会社名に「シラノ」ってあって、「うわ~っ、これは間違いなさそう!!」と思って、今度はwikiを見たら、やっぱり社名は『シラノ・ド・ベルジュラック』に出てくる菓子職人からつけられたとあり、友人にすぐさま「ビンゴ!」とメールを返信しましたcoldsweats01。友人もすぐにラグノオのHPを見たそうなのですが、子会社名までには目がいかなかったらしく、驚いていました。余程『シラノ・ド・ベルジュラック』のファンだったんでしょうねえ、創立者は・・・意外なところでラグノオの名前の由来を知って、驚いた次第ですcoldsweats01。はい、この作品を知って何が驚いたって、一番はそこかもしれませんcoldsweats01

現在追いかけている週末連載小説のデュマの『ジョゼフ・バルサモ』はアンドレの出産まで来ました。ジルベールはバルサモの力を借りてアメリカに旅立とうとしており、フィリップもまたアンドレの出産・修道院入り後にフランスを出国する意思を固めています。この後ジルベールがアンドレが出産した子供を盗み出すらしいので、それ今週末あたりなのかな?最終回に向けてカウントダウンな『ジョゼフ・バルサモ』!!本当に毎週、これを読むのが楽しみでなりませんよ~happy02。デュマの新聞連載もこんな感じで読者も待っていたんでしょうねえ・・・と思わずにはおれないのでした。

2012年7月10日 (火)

『カリオストロ伯爵夫人』読了

近くの温泉に出掛けていました。昨日は食べ過ぎで、またしても体重の史上最悪値を叩き出した気がします・・・crying。もう勘弁して・・・って感じです・・・crying。いや、食べるなよってことなんですが・・・土曜日にもさかんに飲み食いする予定になっているので、もう本当にまずいです。

さて、この週末にモーリス・ルブランの『カリオストロ伯爵夫人』を読んでいました。モーリス・ルブランといえば、はい、あのアルセーヌ・ルパンシリーズです。今までルパン物もホームズ物も全く読んだことのない私が何で突然?って感じですが、ははっ、タイトルからお分かりの通り、デュマの『ジョゼフ・バルサモ』に夢中になっているので、ちょっと読んでみようかなと思った次第なのですcoldsweats01

この話、まさにデュマの『ジョゼフ・バルサモ』や『王妃の首飾り』に出てくるバルサモのイメージでカリオストロ伯爵夫人を作っていたので、私には案外ヒットしました。デュマが描いているイメージ通りっていうんでしょうか?カリオストロ伯爵夫人といってもジュゼッペの妻ではなく、娘という触れこみの女という設定でした。しかもジュゼッペとナポレオン一世の妻になったジョゼフィーヌ・ド・ボーアルネとの間の子供とかいう噂されている女というすごい設定でしたcoldsweats01。更にこの話、恋愛あり、陰謀ありで、そこを痛快にかわしていくルパン(ダルタニャン?)、ルパンが惹かれ恋愛モードになりつつも敵対するジョゼフィーヌ(ミレディ?)、ルパンの恋人クラリス(コンスタンス?)という感じだったので、まるでデュマっぽかったんです。そこがよかったんでしょう。でもだからといってルパンシリーズを読み続けて行こうと思ったか?というとそうはならなくって、やっぱりミステリーものにはあんまり興味がない私はそこから流れていくということにはなりませんでした。

ただ、『カリオストロ伯爵夫人』には後日談としての『カリオストロの復讐』という話があって、『カリオストロ伯爵夫人』がルパンの若かりし頃の話であるのに対し、『カリオストロの復讐』は最晩年の作品みたいで、とりあえずカリオストロつながりで、この作品までは読むぞ!と思っています。『カリオストロ伯爵夫人』のあとがきにちらっとどんな話か触れられていたので、ここまで読まないと完結しないのねって思いました。

それにしても今回のあとがきはとても親切で、ネタバレするところはちゃんと伏字にしてくれていたのです!あとがき書かれた方がご立派といえます。あとがきって意外とネタバレが含まれているので、あとがきを先に読んでしまうと「ややっ?」と思ってしまうことがあります。(『ブラジュロンヌ子爵』の時がそうでした。私はあとがきから読んでしまうので、いきなりダルタニャンが死んでしまうことを知って、愕然としてしまったのでしたcoldsweats01。)あと登場人物の紹介のところの説明にネタバレがあったりするのも困りますね。実はこれから着手しようと思っている作品はすでに友人が先に読んでしまったのですが、「文庫の裏表紙に書いてあるあらすじがまさにネタバレ状態で、「ぎゃ~っ!!」って思ったので、ご注意を!」と事前連絡があったので、そこは回避できそうです。いや~っ、目につくところに重要なネタバレを書くのはやめてほしいですよ。それを思うとこの『カリオストロ伯爵夫人』のあとがきを書かれていた方はツボをおさえていらっしゃると思いました!!

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