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2009年8月23日 (日)

8/22(土)「ザ・ダイバー 日本バージョン」マチネ@東京芸術劇場

「ザ・ダイバー」@東京芸術劇場

8/22(土)の午後は野田秀樹さん演出の「ザ・ダイバー」を観てきました。ロンドンバージョンが絶賛されていたので、結構期待して行ったのですが、私には「パイパー」の方が面白かったです。「ザ・ダイバー」はちょっと暗すぎで、野田さん特有の笑える部分が少なかったかなと。(私、基本笑いはあんまり好きじゃないのですが、野田さんの笑いだけは好きなのでした。AERAの連載とかもいつも笑っています。ちなみにこのパンフレットは500円だったのですが、パンフレットの序文にも笑っていたんですけど・・・)

話はなかなか深かったです。野田さんが精神科医役をしていて、分裂人格の殺人者の女の精神鑑定を行っていくのですが、その相手の精神状態を探るのと「海人」という謡曲がかけあわさっていて、それで「THE DIVER」というわけです。殺人者の女を演じるのが大竹しのぶさんなのですが、複数の人格を演じ分けているのはおさすがな状態なんですが、とりわけ「海人」の話と中絶の場面で自らを傷つける場面は壮絶でした。(渡辺いっけいさん演じる警部から目の前(まつげに火がつきそうに近くに!)に火のついたライターを付けられるシーンがあるんですが、瞬き1つしないところもさすがの女優魂って思いましたねえ。

いくつもの人格とそこで語られるせりふがどこからくるのか、最後にどんどん明らかになっていくのですが、それとともにどんどん追い詰められて行く女が壮絶でした。野田さんが女の不倫相手の妻役を演じているんですけど、不倫が発覚して、女の携帯に何度も電話を入れる場面が怖かったですね・・・(笑)。

ちなみにこのお話は源氏物語がベースになっているので、葵の上が六条御息所の生霊に殺される話を知らないとついていけないと思います。

最後に女はまた海に潜って、そして子供を出産する。これまでは送り出すことができなかった命を最後は産声と共にこの世に送り出すことができる。彼女の念願が叶って、彼女の魂が救われたってことなのかなと思ったんですが、パンフレットの最後に載っている野田さんと大江健三郎さんとの対談にも同様のことが書いてあったので、その受け止め方でよかったのかな、と。

そう、なんか悲しい話だったんですよ・・・「パイパー」は最後は救われたから。いや、これも魂の救済という意味では救われたのかもしれないけど、でもやっぱり暗い気持ちになってしまいましたね。

ちなみに東京芸術劇場って初めて行ったんですが、椅子がパイプ椅子をちょっとましにしたような椅子で、90分だから耐えられたけど、もっと長かったらつらかったかもって思いました(苦笑)。でもそんな椅子なのは小ホールだったからなのか?

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