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2008年8月28日 (木)

8/23(土)八月納涼歌舞伎第三部@歌舞伎座

今日(ってもう昨日だけど)は八月納涼歌舞伎の千穐楽だったそうで、友人がお母様と第二部を観に行ったそうなのですが、何と終了後、第三部の「愛陀姫」の幕見席に並んで観てきたそうです。いやはや、すごいわ~!待つのはともかく、立ち見するなんて!しかもお母さんも!うちの母にはできない・・・って思ってしまいました。(友人の母は私の母と同じくらいの年齢ですが、パワフルなんですよね。)千穐楽ということでカーテンコールには野田さんも出て来られていたそうです。

さて、第三部は「愛陀姫」の前に「紅葉狩」がありました。今回は勘太郎さんが更科姫で、橋之助さんが平維茂でした。以前観た「紅葉狩」では更科姫が海老蔵さんで、あまりにもでかすぎて、全然お姫様って感じじゃないって思いましたが、勘太郎さんはいい感じでお上品なお姫様を演じていたと思います。でも鬼に変わってからは海老蔵さんの方が迫力あったかな?橋之助さんは「紅葉狩」の維茂も「愛陀姫」の木村も両方かっこよかったな。

さて、「愛陀姫」なんですが、そもそもオペラの「アイーダ」自体が暗い話じゃないですか。当然暗い話になるとは思っていたんですけど、やっぱり暗く終わりました(苦笑)。私は劇団四季の「アイーダ」しか観たことなかったんですが、同行した友人はオペラを観ているので、大筋オペラに沿っていたといっていました。何で暗い気持ちになるのかと分析したところ、友人がいうには最後が生き埋めだからじゃないかとのこと。それが暗い気持ちにさせると。劇団四季の「アイーダ」はディズニーミュージカルだったので、確かにアイーダとラダメスは死ぬけど、二人が次の代に転生して、再び出会い今度こそ幸せになれるのかなって思えたので、そんなに暗くならなかったんですよね。今回は生きながらにしてすでに心は死んだ濃姫と死ぬ運命でも来世への幸せの成就を願う愛陀姫と木村の対比が上下分かれた舞台で展開されていたので、濃姫の哀れさが重く感じられましたね。愛陀姫と木村から出てきたシャボン玉のようなものは二人の魂を表現していたのでしょうか?2つが寄り添うように上に上がっていく様はこの二人に待っているものは死だけれども、四季のアイーダのようにやや希望が持てた感じがしました。

そしてこのラストシーンで使われていたのが、「アイーダ」からの曲ではなく、なぜかマーラーのアダージェット。この曲は非常にしんみりさせるので、そういう気持ちが湧き立つんだけど、なんでマーラーなのかってことは「アイーダ」を知っている人なら感じるでしょうね。

今回の舞台装置はかなりシンプルで、蛇腹のようになった屏風をうまく場面展開に使っていて、歌舞伎座というよりシアターコクーンで観ているような気がしました。テイストもそんな感じ。愛陀姫と父・織田信秀が会う場所の背景がこの蛇腹屏風で、夜の長良川を表現していたのですが、屏風がずっと小刻みに動いているんですよ。これって川の流れを表現しているんだろうなとこういうところにああ歌舞伎座~!と思えるのでした。

濃姫の着物が立派でしたねえ。そして濃姫が顔を青くするシーンが何回かあったのですが、あれってたぶん照明なんですよね?一体どこからあのように当てているんだ?って思わず光源を探してしまいました(笑)。

七之助さんの愛陀姫は可憐で、かわいらしかったです。

野田版歌舞伎は「研辰の討たれ」「鼠小僧」そしてこの「愛陀姫」と3作観てきましたが、やっぱり私の中では「研辰」が一番鮮烈で、面白かったなと。それを思うと印象がやや下がってきていますかね?

今回恐ろしくひどい席での観劇になったので、それも気持ちをブルーにさせました。歌舞伎座は2階7列目まで1等席にしているのですが、2階席って2列目くらいまででないと花道も見えないんですよ。だったら、1階の2等席の方が花道も見えるし、まだましって感じなんです。2階の1等席にはこれまでも腑に落ちないと感じてきましたが、今回は猛烈に思ってしまいました。

更に私の隣に恐ろしいほど非常識で迷惑千万な老女がいまして・・・上演中、自分の連れにべらべらしゃべって説明しているわ(説明ならイヤホンガイド借りて、聞け!annoy)、身を前に乗り出すどころか、前の座席の背もたれ部分に手をかけて、前の席の人の邪魔になるような体勢で観ているんですよ。こんなマナーの悪い人、困ります。本当に自分しか見えていないんだろうなこの老女達と思ってしまいました。それでイライラしたのに加え、帰りのタクシーを捕まえるのに、また非常識にも列に横入りしてきて、タクシーに乗り込んだ老女軍団がいて、これにもめちゃめちゃ頭が来て、なんだかとっても気分が悪かったのです。東宝系だとよくある出来事ですが、歌舞伎座ではあんまりそういうことには出くわさないことが多かったので、私はどっちかというとこれらの老女たちに対する憤りで、観劇が楽しくなくなったといえます。もちろんこんな人たちばかりではないのですが、本当に困りますね。こういう老女にはなりたくないって心から思いました。

080823_192347_ed 夕食は当然のことながらインターネット手配で、いつもの花かご弁当を注文しましたが、何と100円単価アップしていた!

しかし、満館状態で、当日席も出ていたのに、意外と地下食堂の人数は少なくて、びっくりでした。すべてが売り切れるときもあるのにねえ。

あーあー、いつか桟敷席にお弁当運んでもらいたいものです(笑)

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