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2008年5月13日 (火)

5/10(土)「レベッカ」マチネ@シアタークリエ

この週末の遠征で一番印象深かったのは「東山魁夷展」で、それゆえか、なんだか観劇コメントを書く気が萎えていました(笑)。特にこれがね(苦笑)。

「レベッカ」は最初観に行くつもりはまったくなかったのですが、ひょんなことで行くことになってしまいました。行くなら、他の観劇と引っ掛けて交通費を抑えたいというのがあったので、今回になった次第です。

デュ・モーリアの原作は読んでいませんが、大昔にヒッチコックの映画は見ています。なので、話の大筋は知っていました。でもあまりにも映画を観たのが昔過ぎて(笑)、忘れていたところとかがあったのですが、今回の舞台を観て、映画のシーンが次々と頭の中に浮かんできたので、やはり視覚による記憶って素晴らしいと思ってしまいました。

「レベッカ」はすでにウィーンで公演している演目である(つまり完成された作品であるということ)ため、「MA」のようなひどさはなかったです。「あっ、これはまさしくクンツェ&リーヴァイ作品!」と思えたほどで、彼らのカラーを感じさせました。作品としては悪くないのではないでしょうか?でもミュージカルがさほど好きではない私はわざわざミュージカルにしなくてもという感はありますが。(ストプレでも十分いけると思います。)

しかし、全体として良い印象を受けなかったのは何事においても不自然さがあることと舞台の安っぽさに他なりません。これは今に始まったことではなく、もう東宝ミュージカルがすべてそんな感じなので、またしてもそれを感じたってだけのことです。

一番気になったのは山口さんの手です。山口さんは手を広げないと歌を歌えないんでしょうかね?あの仕草がとても気になり、ものすごく不自然に思えました。これまでも同様に歌っていたと思うのですが、気にならなかったのはコスチューム・プレイだったからだと思うのです(そこに隠れていたというか(笑))。今回は1920年代という設定とはいえ、衣装は普通のスーツですから、いきなり両手を広げて歌うのは不自然極まりないのです。また、歩き方とかもぎこちなくて、どうも気になって仕方がありませんでした。休憩中に一緒に行った友人に手のことを話したら、終演後「マトちゃんが変なこというから、もう私も手が気になって仕方がなかったよ」といわれてしまいました(苦笑)。そう、一旦気になるとものすごく気になってしまうんですよ。歌は相変わらずお上手なんですが、目をつぶって歌だけを聴いていた方がいいって感じがしました。でもそれってお金を払って観に行く舞台としてどうなんだ?って気がして・・・・・

更に不自然だったのは大塚さんのかつら。原作で金髪って設定なんですかね?でもそれを忠実に受ける必要があるんでしょうか?あまりにも似合っていなくって、ひどすぎると思いました。劇中「わたし」が仮装パーティーで黒髪になる場面があるのですが、そのときが一番しっくりしていました。山口さんの茶髪もなんだかしっくりきませんでした。もっと自然な色にならなかったのかな?

何よりもうんざりしたのは衣装。どうして東宝ミュージカルってこんなに衣装が安っぽく感じさせるものばかりなのでしょうか?もっと美的センスを磨いて欲しいと思います。1920年代ってアールデコ期ですよ!本来最もファッショナブルな輝かしい時代なのに、そのセンスのかけらもないって感じで・・・びっくりしたのが、実はこの「レベッカ」と翌日に観た「わが魂は輝く水なり」の衣装担当者が同一人物だったのです。もちろん後者の衣装に対してはマイナス印象は持ちませんでした。じゃあこの差は何か?それは演出であり、舞台美術の差なのでしょう。歴然としていましたね。私は本当に山田和也さんの演出が嫌いなんだとしみじみ感じました。

そして何よりも許しがたいのは安っぽい方がチケット料金が高いということ!シアタークリエはシアターコクーンよりも狭い劇場なのだから、もう少し料金を抑え目にできないものなのかと思ってしまいました。まあ渋谷よりも日比谷の方が地価が高いせいなのかもしれませんが(笑)。

という訳で、主演二人の印象がとても薄かったです。たぶん、「レベッカ」を観た人は誰もが感じるんじゃないかと思うのですが、主演シルビア・グラブといっていい状態です(笑)。シルビアさんのダンヴァーズ夫人はとてもよかったと思います。頭に残った歌もダンヴァーズ夫人のナンバーだけですし(苦笑)。

実は今回オペラグラスを忘れてしまいました。まあ、そのくらい気が萎えていたって証拠なのかもしれませんが(笑)。席は真ん中くらいの位置だったので、視力がいい人なら十分によく見える場所ではあったのですが、私は目が悪いので、出演者の顔はあまりはっきりとは見えなかったんです。なもんで、吉野圭吾さんが及川光博さんに見えて仕方がなかった(笑)。

たぶんこんな感想しか持たないだろうなと思っていましたが、悪い予感的中でした。この分だと「ルドルフ」も同じ運命をたどる気がします・・・嫌だなあ・・・

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