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2007年5月 9日 (水)

「オルフェウスの窓」の意外な事実

昨晩(といっても今日未明というべきか)突然恐ろしいほどの腹痛に見舞われ、あまりの苦しさに死ぬかと思った。今朝はおさまっていたけれど、やっぱり今日は終日おなかの調子が今ひとつでした。なんなんだろう??

さて、タイトルの話に戻ります。池田理代子さん作の「オルフェウスの窓」は私の大好きなマンガの1つです。これにはまって、私はいつか必ずペテルブルグに行くと心に決めたんですもの(笑)。

この話は当時の単行本では全18巻、1~7巻が南ドイツのレーゲンスブルグの音楽学校を舞台にした話、8~10巻がウィーンを舞台にした話、11~17巻がペテルブルグを舞台にした話、そして最後18巻でまた舞台がレーゲンスブルグに戻ってくるという構成になっていました。舞台となるレーゲンスブルグの音楽学校には昔からオルフェウスの窓と呼ばれる窓があって、その窓で出合った男女は悲恋に終わるという伝説がありました。その音楽学校は男子校なんですけど、主人公の1人が実は女だったという設定で、そこで2人の男子学生と出会ってしまうわけです。男子学生の1人は実はロシアの亡命貴族で、革命に身を投じるべく、ロシアに戻っていきます。ヒロインはこのロシアの亡命貴族と恋仲になり、彼を追ってロシアに向かいます。(ちなみにもう一人の男子学生はウィーンでピアニストとしてデビューし、その後転落人生が待っていました。)

私は当然のことながらロシアを舞台にした11~17巻が一番好きだったのでした。そして私が好きな登場人物は皆このロシア編に出てくる人ばかりなのでした(笑)。(上述の主役3名とも好きじゃなかったってこともあります。だってみんな勝手なんだもん(笑))

このロシア編ではヒロインと恋人はなんとか再会を果たすのですが、命がけで追ってきた彼女に革命闘士となった彼は別れを告げ、彼女はそのショックで記憶喪失になってしまうのでした。その後また紆余曲折あるのですが、記憶喪失のまま彼女は彼と結ばれることになり、妊娠します。しかし、革命家の彼をおびき寄せるための罠にはまってしまい、彼は彼女の目の前で殺されてしまいます。しかも罠が仕組まれたことを知った彼女が彼の危険を察知して、変装した彼の姿を認めた瞬間に「逃げて!」と声を発したことにより、敵に彼と知れて、銃撃されたという残酷物語なのでした。彼女は彼に危険を知らせなければと急いで外に出ようとしたときに階段から落ちてしまい、そのショックと彼が自分のせいで殺された二重のショックで早産します。

このときの話の流れでは気がついたヒロインに出産に立ち会った医師が子供は女の子で、あまりにもかわいらしかったから神に召されたというようなことをいい、死産を思わせていたんですね。まあ階段から転げ落ちるし、死産でも当然って思えました。このあとヒロインはオルフェウスの窓の伝説の終わりはこういうことだったんだって、そのしめくくりの悲劇を痛感するんですけど、本当にひどい話だって思っていました。まあこの「オルフェウスの窓」という話自体、登場人物が次々死んでいくんですよ。生き残った方が少ないくらいに。こんなに死人の出る話もないでしょうね。

ところが、この死産と思われていた子供が実は生きて生まれていたということを作者の池田理代子さんがコメントしていたそうなのです!いやはやびっくり仰天です!!子供を隠すように命じていたのは私の大好きなレオニード・ユスーポフ侯爵に違いないでしょう。子供も育てたのはヴェーラなのかなあ?私はレオニード&ヴェーラ兄妹が大好きで、ユリウスをレーゲンスブルグに送り届けた後、ヴェーラは一体どうしたんだろうとものすごく気になっていたんですよね。彼女ならあの混乱の中でも強く生き抜いて、兄の思いをくんで、子供を育ててくれたのではないかと思えます。

池田理代子さんの話によると外伝を描こうと思っていたけど、機会がなかったということでした。ということはいつかはその話、世に出るのかしら?

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コメント

はじめまして。内野さんのファンで、ブログを読ませてもらってます。
なので、私も「オルフェウスの窓」が大好きだったので、なんかうれしくなって書きました。
外伝、みたいですねえ~。

なおさん、初めまして。こんな拙いブログを読んでくださっているとのこと、どうもありがとうございます!<(_ _)>どうぞまたいらしてくださいね。
内野さんファンで、かつ「オルフェウスの窓」が大好きだったとは本当に趣味が合いますね(笑)!あの話は実際の歴史をうまくつむぎ合わせて作った本当に素晴らしい作品だと思います。そしてあの頃の絵はものすごく緻密だったし。レオニードが最後に起こそうとしたクーデターが失敗したことを知ったときだったと思いますが、冬宮の点描画が出てきて、すご~いと感動した記憶があります。
ちなみに私が好きな登場人物はレオニード&ヴェーラ兄妹の他は、ドミートリィ&アルラウネ、アナスタシアとロシア編の登場人物ばっかりなのでした(笑)。

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