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2007年3月 4日 (日)

「天上の虹」20巻+「悲劇の女王」

朝時間があったので、「ブロンズの天使」の7巻を買おうと思って本屋に立ち寄ったら、「天上の虹」の20巻を見つけてしまいました。

「天上の虹」とは里中満智子さんが描いている持統天皇が主人公のマンガです。そしてこのマンガは掲載誌がなくなってしまったために書き下ろし単行本として発行されていて、続きがいつ出るのか全くわからない状況になっているので、たまにチェックしないといつの間にということになってしまうんですよね。今回はいいタイミングでキャッチできてよかったです。

現在進行中の話は同じ里中さんの手による「長屋王残照記」や「女帝の手記」の話の少し前の部分にあたり、なるほどこういう流れでそれぞれの話がつながるのかと思える状況です。今回の巻では氷高皇女が独身を貫く意志を固めるのですが、その後の話を読んで知っているだけにとてもかわいそうに思えました。そして大津皇子の息子が太安万侶という設定して、讃良(=持統天皇)に復讐しようとしているなんて、またどうなることやらという感じです。この話に出てくる人は何だか誰も幸せに思えません。幸せそうに見える吉備皇女でさえもその後夫の長屋王謀反の嫌疑をかけられたときに自害します。ただ幸せには思えないんだけど、讃良と同じ血を引く女性たちは(讃良の息子の草壁皇子の妻の阿閇皇女は讃良の異母妹、氷高は草壁と阿閇の間の娘)自分に言い聞かせて強く生きようとする。一方自分の不幸を嘆くだけに終始している人たちもいる。この人たちは自分の不幸を人のせいにばかりして、より自分を不幸にしていることに気がつかない。隣の芝生は自分が思っているほど青くないのである。楽している人は誰もいない。みなそれぞれが苦しみを背負っているのである。どちらも不幸なら前向きに生きたほうが幸せだと思うのだが、人間必ずしもそう強くなれないので、後ろ向きになるのはわからないでもない。ただ、後ろ向きがひどいとやはり回りに迷惑をかけるということを感じて、我が身を反省してしまいました(苦笑)

もう1つ読んだのが吉村明美さんの「悲劇の女王」。これはどうやら柳原白蓮の話をベースにしているようです。私は「薔薇のために」が好きだったのですが、最近の吉村さんの話はどれもこれも恐ろしいほどのマイナスオーラを感じさせる登場人物が出てきて、読んでいてとてもつらくなります(この私でさえ)。この話も例外ではなく、とても読後感が悪かったです。「薔薇のために」が好きだったのは主人公のゆりが逆境に負けずがんばるところがよかったからなので、こういう路線に戻って欲しいです。

まあいずれにせよ自分の不幸を他人のせいにしてはいけないということと自分が置かれている状況は自分が招いているということを自覚することが自分の成長のために必要何だよなとしみじみ感じてしまいました。

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